「賃貸不動産経営管理士(以下、賃貸管理士)の資格を取りたいけれど、高いお金を払ってスクールに通うべきか……」と悩んでいませんか?
結論から申し上げます。
賃貸管理士は、正しい戦略さえ知っていれば「完全独学」で合格が可能です!
特に、すでに宅建(宅地建物取引士)を保有している方や、不動産業界の実務経験がある方なら、そのアドバンテージは絶大です。
今回は、若い頃のような「力技の丸暗記」ではなく、大人の経験値と効率性を活かした【独学で一発合格するための3つのステップ】と、私が厳選するおすすめ参考書を解説します。
ステップ1【敵を知る】まずは「宅建の貯金」と「新傾向」を把握する

独学を始める前に、まずは試験の全体像を把握しましょう。
国家資格化されて以降、試験は「50問・120分」の四肢択一式となっています。
賃貸不動産経営管理士試験の最新の合格率は 29.5% です。
うらら国家資格の中では比較的取得しやすいです。
ここで重要なのは、「自分がどこで楽をできるか(貯金があるか)」を知ることです。
試験範囲のうち、「民法」「借地借家法」「法令上の制限」などの分野は、宅建の試験内容と完全に重複しています。
宅建持ちの方であれば、このあたりは軽く復習するだけで合格レベルに達しています。
私の場合、宅建を取得してからだいぶ時間が経過していたため、忘れてしまっていた知識を取り戻すののだいぶ時間がかかりましたが…
一方で、賃貸管理士ならではの「新傾向」として以下の分野に注力する必要があります。
- 賃貸住宅管理業法(登録制度や業務管理者の役割など)
- 賃貸借契約管理の実務(家賃滞納、原状回復のガイドラインなど)
- 建物の構造・設備(賃貸マンションの維持管理、修繕の知識など)
まずはこの「貯金がある部分」と「新しく覚える部分」をハッキリ区別することが、独学スタートの第一歩です。
ステップ2:【教材を絞る】おすすめ参考書&問題集


独学の成否は「教材選び」で8割決まります。



あれこれ手を広げる必要はありません。
「信頼できるテキスト1冊」と「分野別過去問題集1冊」、この2冊だけをボロボロになるまで使い倒すのが鉄則です。
私が見てきた中で、独学に最もおすすめできるシリーズは以下の2つです。
どちらか書店で手にとって、直感で読みやすい方を選んでください。
① 『みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の教科書・問題集』
カラーで見やすく、図解やイラストが豊富です。法律の堅苦しい文章が苦手な方や、ゼロから優しく学びたい方に最適です。
テキストと問題集がリンクしているので、独学でも迷わず進められます。
② 賃貸不動産経営管理士 出るとこ予想 合格るチェックシート
資格大手の定評あるシリーズです。
直前対策にはおすすめの構成になっています。
💡 ワンポイントアドバイス
賃貸管理士は法改正が頻繁に行われます。中古の本や数年前のテキストは絶対に使わず、必ず最新年度版の参考書を購入してください。
ステップ3:【実践】記憶力に頼らない!50代のための効率的アウトプット法


教材が揃ったら、いよいよ勉強開始です。
50代の勉強法において、「テキストをはじめからじっくり読み込む」のは絶対にNGです。
若い頃と違って、読んだだけでは右から左へ抜けていってしまいます。



すぐに眠くなるしね…
時間のない社会人ならなおさらどう合格レベルまで持っていくかを考えるのが大切!
効率を極めるなら、「問題から入る逆算型」の勉強法を取り入れましょう。
- いきなり分野別問題集を開き、1問解いてみる(最初は勘でOK)。
- 解説を読み、間違えた部分や理解が浅い部分だけテキストに戻って確認する。
- これを3回繰り返す。
人間の脳は「思い出そうと苦変している時」に最も記憶が定着します。
実務経験がある方なら、「あ、これはあの時のクレーム対応の知識だな」と、現場の経験(文脈)と結びつけることで、暗記に頼らずとも自然と頭に入ってくるはずです。
独学合格をさらに確実にする「2つの手段」


最後に、独学受験生が絶対に活用すべき「裏ワザ」を2つご紹介します。
① 「5問免除講習(実務講習)」を絶対に受ける
費用(約1.5万〜2万円前後)はかかりますが、事前に指定の講習を受けて修了試験に合格すると、本試験で「5問分(5点分)」が最初から正解扱いになります。
合格ラインが1点2点に泣く試験において、この「5点」は独学一発合格へのプラチナチケットです。
一般募集が始まったら迷わず申し込みましょう。
募集時期や講習の申し込みについてはここからチェックしてみてください!
② YouTubeの無料講義動画を「耳学」する
今は独学といっても、一人で孤独に机に向かう必要はありません。
そして座って勉強するだけが勉強でもありません。
YouTubeを開けば、プロの講師が、法改正や引っ掛け問題を無料で分かりやすく解説してくれています。



いい時代です!
私自身も、たくさんの無料動画で勉強させていただきました!
通勤時間や家事をしている間になどのスキマ時間にスマホで「耳学」するだけで、勉強時間は勝手に積み上がっていきます。
正しい努力をすれば独学で合格は目の前!
賃貸管理士試験は、国家資格化されて難易度が上がったとはいえ、行政書士やマンション管理士のような超難関資格に比べれば、まだまだ独学で十分に手が届く試験です。
- 試験の傾向を知り、
- 厳選した最新の参考書を信じ、
- 問題集中心のアウトプットを淡々とこなす。
この3つのステップを愚直に実践すれば、12月には「合格通知」を手にしているはずです。
お金をかけず、自分のペースで学べるのが独学の素晴らしいところ。ぜひ今日から一歩を踏み出して、不動産のダブルライセンスを勝ち取りましょう!


